Act.42:
「忍者城やだ、もういやだ」
ひぃぃぃぃぃぃ! 犬が! 犬がっ!
放し飼いはいけません! 人を襲う恐れがありますぅぅぅぅ!
強ええのよ、強ええんだよ! もうどうなってんのこの城!
出口どこよ? 出口はどこなんよ?
そうやって走った先は行き止まり。
しかもあるのは……大砲?
なるほど! これで上に打ち上げるという事ですな。
でも、これ……どうやったら動くの?
ひぃぃぃぃぃ! 上から犬が落ちてくるぅぅぅぅ!
使えへん! 動かへんがな! だめやん! これダメやん!
イリス石で城内のポイントに戻るしかなかったワタクシは、今度は別の道をさ迷い、このような扉を見つけました……。
これこそ外への扉! ……外への……扉??
どう考えても、そうは見えないのですが、入れるというのなら入らないと脱出はできないように思われたので、入るだけでも入ることにしました。
入ったら出て来れない……なんて事ないでしょうね?
父さん、大変です! 赤字! 赤字がいるよ!
人が動かないのをいい事に、横からコウモリが脇腹に音波攻撃を繰り返しているのが気に食わないのだけれど、目は赤字に釘付け。
う〜〜〜〜む、あれはダメだ。どう考えても犬より怖い。落第忍者50人が束でかかっても勝てそうにない。
っていうか、あの人はここで何やってんのかね?
そして結局は帰れず。
ごめん、ごめんよ父さん。ボクは嘘ついてました。ACt,41で”命がけで脱出”というのは嘘なんです。正確には”死んで”帰ったんです。
う〜〜む、確かに解決策はあるんだよ。課金ワープアイテムなら有料だけど安全で早い。確かに安い。でも、なんかな〜、それだけのためっていうのもな〜。
課金すんのは気に食わんから! 今回も逝ってきます!
たかが3%がなんだ! それくらいなら! それくらい……なら…。それくらい……。
そういうわけで、「ワープアイテム」を買いました。父さん、ボクは正真正銘のチキンです。
でも、笑わないでください。
きっと、ボクだけじゃないと思うんです! きっとボクだけじゃ……ないはず…。
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